空の色に似てる

すべては健康から おみくじの結果

12月に知らされてから心配していた父の病気に快方の知らせが入り、
安堵した今日。
とんどの日でもあったので、お礼参りもかねて大神神社へしめ縄を持って参拝してきた。
三輪に行くたび、健康にお参りできるありがたさをしみじみ感じる。

おみくじは大神神社でと決めているので、さっそく引いてみた。
末吉。
「迷っていては幸せになれない
やりたいことを一つ選び、むち打ち努力し、自分を信じること」
なんとぴったりな・・・。
父の病気の不安が少し落ち着いたので、あらためて、どう進むか真剣に考えねば。

今年の抱負のひとつに、うちで料理の会をすることがある。
ありがたいことに、料理を教えてほしいという友だちができた。
以前からのおぼろげな夢でもあったこと。
教室やレッスンというにはおこがましすぎるので、
材料費と光熱費をいただくという形で、
みんなで楽しく食卓を囲めたらと思う。

大阪まるごと大売出しキャンペーン

ってご存知でしょうか？
大阪府で実施中の15%もプレミアムがつく商品券キャンペーンのこと。
超低金利時代の今、15%も利子がつくものなんて滅多にない。
デパート積み立てでも確か10%。

が、気になったのはメディアの露出の少なさである。
1人1冊限定、計70万冊なのできっと売り切れるだろうし、売り切れて欲しいが、
目に付いたポスターや広告は、商品券が使える店舗に貼られているものぐらい。
私が気づいていないだけかもしれないけれど、
発売日の昨日の夕刊の記事もとても小さいものであった。

＞私は、景気を刺激するためには、お金を動かすことが必要だと考えています。
お金を動かすというのは、府民の皆さんのお財布に入っているお金をなんとかして、
市場に出してもらうことです。
今回、行政が5％、商業者が10％負担して15％のプレミアムを付けることや、
使用期間を限定することで、
1ヶ月もない期間に約80億のお金が大阪府内で動くことになります。
冷え込んだ大阪の景気、これで本当に刺激されるかどうか、
一度このキャンペーンをやってみて、効果検証し、
うまくいくようならもう少し大規模にやってみたいと思っています。
　　　　　　　　　　　　　　（大阪府メールマガジン　【維新通信】No,100　より）

いかにして金を動かすか。
大事なのはまさにこれだと思う。
驚いたのは、15%のプレミアムのうち、10%をも商業者が負担しているということ。
使用可能店舗を見てみると、決して大手ばかりではなく、個人商店もかなり多い。
不況と言われる中で、負担が増えてでもこのキャンペーンに参加しようという
その心意気を買わねばと思った。
ただ、私が住む区は、あまり個人商店がないのが残念。
土日は隣の区にでも買物に行ってみようかと思う。
そして、残りの5%の出所の大本は、もちろん私たちの税金である。
税金の無駄遣いと指摘することもできるけれど、
その使途を意識する機会にもなるのではないかと思う。

知事が言われるように、これで実際に景気が刺激されるかは分からないし、
おそらく厳しいのではないかと思うが、
もし、まだこのキャンペーンを知らない大阪府民が大勢いるならば、
1人でも多く参加して商品券を完売させ、1枚でも無駄にしないようにしてほしい。


くいだおれ太郎さんもがんばっています。

back and forth

降って湧いたフラのマカマエクラス入門話。
一人で考えていても思考がぐるぐるするだけなので、
思い切って友人に相談、少しすっきりする。

思考をクリアにするために、悩みどころを文字にしてみようと思う。


＜マイナスポイント＞
未知の世界
単なるおけいこの範疇から出るので、相当の覚悟がいる
金がかかる
親・親族に申し訳ない
とすると夫にも申し訳ないのかも
ワイン・飲食等の夢から離れる

＜プラスポイント＞
フラをより深く学べる
（努力すれば）上達できる（可能性もある）


ポイントだけで考えるとマイナスのほうが多いのか・・・。
ただ、それ以上に魅力的なプラス面・・・。


＜今の状況＞
春から夫の仕事が変わるため経済的に先行き不透明
私の仕事は退職金の新体系問題のため少なくともあと3年は辞めるともったいない
ワインが落ち着いたらFX関連を勉強・始めたい


一度にいくつもを抱えられる器用な人間でないことは自分が一番分かっているので、
マカマエクラスに進むと、心理的に追い込まれるであろうことに最もびびっている
（ブログではできるだけきちんとした言葉を使いたいと思っているのだけれど、
この言葉以外思い浮かびません）
だけなのかもしれない。

ただ、今回の話は、きっぱりとしたY字路の話なんだと思う。
自分がどちらの方向へ向いて歩いていくか。
そういうことを現実的に考えていかないといけない時期であり環境なんだと思う。

友人は、「今やりたいことをやっていくしかない」と言ってくれて、
妹も、「やってみてやめたくなったらやめればいい」と言ってくれて、
私自身もそう思っているけれど、誰かこのびびり症をなんとかしてくださいという感じ。
昔はここまでではなかったのにな。
やはり結婚して家族ができたことが大きいのか、時期的なものなのか。
それとも、そのびびり具合を消すほどの情熱を、フラやワインに対して持てていないのか。
そもそも、こういうことを悩めること自体十分ありがたく幸せなことなのに、
私はなに甘っちょろいことを言っているのだろうとへこむ。
結局、悩みは最終的にここにくる。
いつも自分自身が情けなくてどうしようもない。
夫が頑張っている今だからこそ支えたいのに、こんなことでぐるぐるしている私。


書きながらまたどんよりしてきたので、先日別の友人とうちで第二回wii大会をしたときに
作って余ったおでんの写真でも載せておこう。



いつもより丁寧に作ったおでんには、
練り物のほかに長野でもらって冷凍しておいたぎんなんや、
竹福のおいしい牛筋、しょうがたっぷりのいわしのつみれも入れた。
他には外せない白和え、お刺身など。
H嬢が作ってきてくれたきんぴらごぼうもおいしかった。
和食がいろいろと並ぶ食卓はもうそれだけで満足なのに、美酒もたくさん。
アルコールもまわりにまわり、久しぶりにはしゃぎすぎて後半は寝ていたのが最低すぎるが、
wiiは大勢でやるに限る（翌日はやや筋肉痛）。
そしてキノピオは一段とかわいくなっていてきゅんきゅんした。

1週間のうちハワイの夢を2日は見る件

今年の3大目標。
1、節約
2、節食
3、知識増

1、2をかねて、家での食事は一汁二菜の粗食に決定。
二人とも外食が多いので、それくらいしないとだめなことに遅まきながら気づいた。
今は作りたい欲よりもそれ以外の欲が強いのでちょうどいい時期かもしれない。
ここ最近、家で食べた肉は、鶏ささみ数本のみ。
冷凍庫にある肉を食べ終えたら、魚・卵・植物性たんぱく質に変えていこうと思う。
酒量も自然と減ってきたことだし。
あとは、計画的な買物ができるかが問題。

3がメイン。
この数年は下積みの年と諦めて（いい意味で）、その間にできることを着実にすすめることのみ。
働く、ということ自体、経済に参加していることではあるけれど、
もっと意識的にかかわってゆくにはどうすればいいかを模索したい。
ワインについては、正直、興味が薄れつつあるが。

去年も下積みの年とは思っていたけれど、
諦めにあいまいさがあったし、結果的に何も残らなかった。
今年はなんとかして結果を残したい。

隠れ目標。
節約の結果、ハワイに行けたらいいな・・・。

memento mori

夫の祖父が亡くなった。

自分で荷物を持って入院したという祖父。
初めて病気について聞いたのは義姉の結婚式の帰途だった。
その数週間後、実家を訪ねた際には元気な笑顔を見せ、
誰もがこんな最期を迎えることになるとは微塵も思っていなかった。

祖父の一筋の涙。
生理的なものだったのかもしれないけれど、
あの、消えゆく命を必死に繋ぎ止めようとした一瞬にも永遠にも思える時間が終わってしまった今、
その訳は分からないまま。

祖父は、私にとって、初めてできた「おじいちゃん」だった。
血の繋がった祖父は、一人は母が子どもの頃に亡くなっているし、
もう一人はいろいろと思うところがあった人で、やはりもう亡き人。
不出来な嫁である自分にやさしく声をかけてくれた祖父。
背が高く男前で、祖母が大好きで、海老フライが好物なのに少ししか食べない祖父。

祖父の死後、十何冊にものぼる日記帳の束を見せてもらった。
私たちの結婚式の日につづられた丁寧な言葉。
あたたかく私たちの門出を見つめてくれた祖父がもういないなんて、
まだ、少しも信じることができない。

これほどの圧倒的な喪失感と恐ろしさを感じさせるものは、
死以外なにもない。

結局、私は、31年生きてきて、生と死が本当に表裏の関係にあることを全く理解していなかったのだ。
元気でいることのありがたさをあれほど何度も言われてきていても。

かみさま

年末あたりから少しずつ寄せてきていた負の漣が
一気に大波になった。
もう、流されそうだ。
ちょっと、さすがに限界かも。

自分の中のアンビバレンツが嫌でたまらない。
ふとした瞬間に涙がこぼれてとまらなくなる。

毎朝祈ること、
みんな仲良く元気に暮らせますように・・・。
それがこんなに難しいことだなんて。

いつかどうにかなるのだろうけれど、
それまで、いつまで、傷つかないといけないのか分からない。

なぜこうもうまくいかないのだろう。
なぜ傷つかないといけないのだろう。

こう思うことすら、偽善でしかないのか。
結局は、自分がかわいいだけなのか。

神様。

気持ちを持っていく場所がなくて書いてしまった。
早く帰って彼の顔が見たい。
ごめんなさい。
仕事しなきゃ。

続・all over the world

先の日記で「どちらの側」という表現をしたことが、
なんとなくひっかかっていた。
辞退を求める側と本人、というつもりだったのだろう。

ふとした瞬間、スピーチになぜ何度も「小説家」という言葉が出てきたことについてひらめいた。
自分の経験や知識ももちろん大切。
けれど、今の自分がどう感じているか、だ。

私は、村上さんを支持しようと思う。

あのスピーチを見た日、
ある赤ちゃんの誕生のドキュメントで涙が止まらなくなった。
壁に向かっていくひとつの卵の誕生の瞬間だった。

テレビ、新聞、本、音楽、
なにげなく歩く毎日の通勤路、誰かとのささいな会話、
自分さえ閉じてしまわなければ、
こんなにも心を震わし、笑い、涙することができる。
ときには悩み、傷つくこともある。
世界には、幸せだけが溢れているわけでは決してないけれど、
自分さえ閉じてしまわなければ・・・。

大切な友だちが、今とても傷ついている。
彼女はここを見ることはないし、
私に何ができるわけではないが、
自分なりの精一杯のエールとして記しておこう。



写真は、阪神高速湾岸線から見える、三井化学のプラント。
夜の風景はすごい。
FFVIIのミッドガルの魔晄炉だと勝手に思っている。
VIIをやっていない彼いわく「魔石工場」。
通る機会があり、FFVIIをやったことがある方には、
きっと納得していただけるはず。

all over the world

村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチ。
このスピーチに至るまでにどれほどの葛藤や思惑や重圧が
（こんな表現ではとても足りそうにないが）
があったのだろうと思わざるをえなかった。
きっと、いろんな人に「なぜ行くのか」とか「行くな」とか「辞退しろ」
とか言われたんだろうなあ。
実際、辞退を求められていたわけだし。

私は、どちらの側で意見できるほど事実を理解できていないので、
なんとも言えない。
それが恥ずかしいことなのだろうということだけは分かっているけれども、
経験も知識もまだまだ不十分すぎる。

それでも、胸をうたれた。
繰り返し出てきた「小説家」、「卵」と「壁」、「システム」という言葉。
卵の殻という壁と、システムとしての壁。
そして、「個」について。
奇しくも、ここ最近、「個」について考える機会が続いている。

同じように、世界に向けて発言できる立場にありながら、
恥をさらしただけの酩酊元大臣との違いを思うと、本当に恐ろしい。

2009年

年末ぎりぎりまで会社に行ったりしていたため、
いつもよりさらに慌しく過ぎていった感のある年末年始。

リンクさせていただいている方々はじめ、
オン・オフともにご挨拶できていない方が多く、
申し訳ございません。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

今年も1年、みんなが仲良く健康に暮らせますように。

1泊2日で、椿温泉と双子パンダに会いに行く旅に出たので、
今日から1日遅い仕事始め。
むしろの上に固まって眠るもふもふのちっちゃいふたつの塊が、
ちらちらと脳裏をよぎる。
切ない・・・。

パンダにやられて大事なことを書き忘れ。
今年の目標。

・感謝の気持ちを忘れない
・家族を大切にする
・資格取得
・（合格したら）ハワイ

住吉さんのおみくじも大吉だったことだし、実りある年にしたいと思う。

計画性のない会議の馬鹿らしさと数百円の本がくれる果てしない感動・大切な人の言葉

日の出前に家を出て、只今東京より帰宅。

先輩との2時間弱の時間、
友だちがくれるメール、
往復の乗車時間中、一睡もせず読みきらされた梨木さんの
『沼地のある森を抜けて』。

今回の会議実施には、諸事情があり、相当腹が立っていたが、
電車が駅に着き、最後のページを読み終えた瞬間、
一日が決して無駄にはならなかったと、
えも言われぬ充足感で満たされた。

本の感想はまたゆっくり腰を据えて書こう。
こんな本を読んでしまってどうしようと思っている。
（もちろん否定的な意味ではない）